子供時代の物語は、抑圧された習慣の日記かもしれない

子供時代の物語は、抑圧された習慣の日記かもしれない

社会に出て様々な世代の他人と触れ合う機会が増えてくると、自分に根付いた妙な習慣があることに気づくことがあります。
そして今の自分の習慣というものが、実は子供の頃に根付いたものであることを知るのです。

この子供の頃から続いている習慣というのが、なかなかに曲者であり、人によってはそれが影響して社会生活に支障をきたすことがあります。

大人になっても抜けない悪しき習慣から、自分を解放し、新たな物語を綴るための方法はあるのでしょうか?

未熟だった子供の頃の物語

子供のころ、まだ未熟なために、大人よりは自由な環境に思えても実は家庭の犠牲にされています。
心の中ではいやだなーと思いつつも、いつも親たちによって、うまく丸め込まれて、親の言う通りにあやつられてしまう。もし親に逆らえば、とんでもない災難が自分に降りかかってくるのを知っているから、当然逆らうなんて事はできません。

だから子供は、自分の意志で自分を支配することは、ほとんどできない。自力で自分自身を養っていくことができないから、大人たちの決めたプログラムに従うより手がないのです。子供時代の物語というのは、他の選択は許されないという抑圧された環境を舞台にした物語だとも言えるのです。

無力な主人公による屈折した物語

人気アニメの主人公と言えば、最初は無力でどうしようなくネガティブな思考の性格であることが多い。
機動戦士ガンダムのアムロ・レイや、新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジや綾波レイなどがよい例だろう。彼らの行動や思考に共感できる部分がたくさんあるから、ドラマの中に自分を同化してのめり込むことができる、それが人気の秘密なのでしょう。

何かどうしようもない気持ちになった時、15歳までの子供にできることといえば、家から逃げ出して、20分ばかり1人になることぐらいです。

そして、自分自身がなんて無力な存在なのかを思い知るのです。人間の成長の物語というのは、このような子供時代の屈折した感情により、だんだん自分のおかれた現実を受け入れて、大人になっていく物語なのです。

でも誰でも子供のときは、他人に指図されても仕方がない。なぜなら、子供は、大人たちの「気まぐれ」に振りまわされるだけで、自分の「自由意志」を発揮することができないのだから。ま
た、いくら独り立ちしようとしても、考えや判断を人任せにすることは、よくあります。
子供の頃はそれでいいのです。

ただ気になるのは、昔と違って時代を経るごとに大人の「気まぐれ」がエスカレートしてきていることです。
子供を守るという理由の元に、大人からの抗えない抑圧がますます強くなっています。

子供時代の習慣から抜け出せない大人たち

今問題なのは、大人になってからも子供のころの習慣から抜け出せずにいることです。
子供の時なら、大人の言うことが実質的な面でも理に適っていることが多いとしても、今もなおその影響下におかれているとしたら、あなたは間違いなく他人の犠牲になっているといえます。

社会人として生活する中で「大きな存在」に威嚇されているなと気づいても、大人に抑圧された記憶が強いと威嚇されることに慣れて、身を任せてしまうか、全く無関心になるのです。

新しい習慣を身につけない限り、物語の次の章ははじまらない

他人の犠牲の罠から逃れるためには、何はともあれ、新しい習慣を身につけることです。

健全な習慣というのは、何かを実際に行なうことによって、だんだんと身につきます。ここで大切なことは、続けることというのもありますけど、自分が何を実践しようとしているのか、を知ったうえで行うということです。

はじめのうちは人生のうちに起こる物事について、「心が動揺するようなことは決してやるまい」と、決心するだけで良いのです。

そうすることで、他の何物でもなく、自分自身がタネをまいてしまったために引き起こされている習慣、簡単に犠牲にされてしまうという悪しき習慣をやめられるようになります。

他人の犠牲になるという罠にはまってしまうと、他人に抑えられ、支配されてしまいます。

そしてこのことによって、自分の決断はダメになるのではないかといつも思いわずらい、不必要に挫折感を持ちます。

子供時代の抑圧から解放し、新たな物語の幕開けに必要な条件

他人からの影響という罠を排除するための方法。

①自分の現状をよく理解すること
②犠牲にならない!と意識を強くして、堅実な行動をとること
③身の回りに多くはびこる強い影響力について知ること
④生活信条を実践に移すための方法をつくること
※生活信条とは、犠牲者にはなるまいという不動の意志に基づくもの。