LINE,facebook,twitter~SNS時代の自分物語の伝え方~

LINE,facebook,twitter~SNS時代の自分物語の伝え方~

SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの略称で、仮想のコミュニケーション空間のこと。
LINEやTwitterやFacebookをはじめ、スマートフォンを利用している方なら多くの人が利用しているSNSサービスがあります。

みんなその時々の気持ちを吐露しながら、いいね!クリックで賛同を得たり、コメントで対話したりと様々なやり取りが随時行われています。
しかし便利で楽しいという反面、文字でしか伝わらないので誤解を生んでしまうこともしばしばです。

その瞬間の物語を綴る共有型の雑記帳

日記帳と言えば、その日にあった出来事を綴る物語です。
SNSで投稿する日記は、「今」という瞬間の気持ちを切り取った物語と言えます。
その時々の気づきや経験を1日に数回投稿する雑記帳のようなもの。

一年間投稿し続ければ、日々の歩みを詳細に綴った人生物語ができあがります。
しかも従来の日記帳のように無くしたりすることもなく、いつでもどこでも読み書きができて、サービスを提供する企業がシステムをダウンさせない限り、半永久的に残り続けます。

言葉と言霊

普通に現実に顔を見ながら対話したり、電話で声を聞きながら話したりする分には、誤解も起きにくいと思います。人は表情や声のトーンによって、相手の感情を読み取りながら言葉の意味をできるだけ正確に理解しながら会話をしています。

しかし文字のみになると、これが難しくなってきます。手書きの文字であれば、まだ相手の表情や感情を読み取ることができる場合がありますが、現代のように液晶画面に表示される無機質で均一的な書体で綴られた言葉から、それを読み取るのはとても難しいものです。

日本には昔から、言葉や文字に込められた言霊を大切に扱う風習があり、それを言霊文化といいます。
同じ文字、同じ言葉でも、前後にある文字で意味が変わったり、ひらがなや漢字やカタカナなどで書くと印象ががらりと変わります。

日本の文字文化はアルファベットと違って、とても表現が多彩なのです。

これは私の仮説ですが、昔から日本人は和歌を交換したり、文の交換が頻繁に行われていたせいで、文字や言葉に表情を持たせる技術が発展したのではないかと思っています。

SNSではさらに写真を添付することで、よりリアルに近い形で気持ちを伝える機能があります。
もちろん動画も使えますが、動画を見るためにはそれなりに時間もかかるので、ひと目で内容が把握できる文字のほうが日本人向けではないでしょうか。

全ては受け手側の裁量にかかっている

SNSのもう一つの特長は、全ては受け手側(投稿を読む側)に依存されるということ。
困ったことに、多くの拡散された言葉は必ずしも発信者側の意図を、正確に伝えているとは言えないようです。
まるで伝言ゲームをしているかのように、人から人へ意図が歪められて拡散されていきます。

だから自分が綴る日々の物語が相手にどのように受け止められるかは、相手任せになります。
例えば「普通に面白かった」とか「悲しかった」と書いても、それがどれぐらいなのかは受け手側に任されます。

困った人の中には、投稿の評論家のようになってしまい、他人の物語を好き勝手な解釈で評価するのが大好きだという性分が露骨に表にでているコメントをつける人がいます。

前述したようにSNSに書かれたことは、意図的に消去するか、企業がサービスをやめない限りはずっと残ってしまうので、その点を頭の片隅に置きながら、瞬間の物語を投稿する必要があります。

普通の人の普通の人生物語に共感できるのがSNSの楽しみでもある

有名人や人気者の投稿を読んでも、自分に投影されることはほとんどありません。
地道にコツコツと普段通りの暮らしを綴っている人や、誰でも抱くような感情を素直に表現している人をSNSで見つけた時はとても嬉しくなるものです。

そんな自分のライフスタイルと共感できる部分がある人と出会えるのも、SNSの醍醐味といえるでしょう。

そう思うと、自分がどんなスタイルでSNSを利用し、何を語り、どんな言葉を使い、何をしてはいけないのかが自ずとわかってくはずです。
大切な事は、等身大の自分を自分が持つ言葉で、自分の物語を綴ることなのです。