つゆぞらの下で微笑む君は
雨に濡れた紫陽花のように、遠慮がちに輝いていたね

君の視線の先には、何が見えているのだろうか？
君が描く世界には、何色の紫陽花が咲いているのかな？

君に出逢えなければ、僕はきっと優しさを知らずに生きていただろう・・・
君は僕を変えてくれた恩人なんだ。

不思議に思うかもしれないけれど、君には、ありがとうって伝えたい。
今までも、これからも。

大人になることは、たくさんの思い出を捨てることだと教えたら、「私は思い出を継承して、新しい道を歩むの」と言った。
僕は自分が恥ずかしくなった・・・

好きになりすぎると寂しくなる・・・
それが恋心？
僕は、君の優しさに甘えすぎなのかもしれない。

この世界で、たった一人に会えた奇跡。
もう君の手を離したくないと僕は誓う。

悔しさや悲しみに向き合う時、いつも君を思い出す。
勇気をくれた君の笑顔を・・・

つゆぞらを君と一緒に見上げて、雲の向こうにある太陽をさがした。
楽しい時間だったな。
本当にこれでお別れなの？
僕は待っているよ・・・

創作ノート

浴衣撮影の企画は、紫陽花園がある大阪岸和田にある蜻蛉池公園でのロケ撮影。
当日朝まで雨が降っていたので、コンディションは最高とは言えなかったが、しっとりと濡れた紫陽花が浴衣姿の惠子さんに合って、よい雰囲気で撮影ができました。
惠子さんの表現力もあって、しっとりとした、可憐な少女の姿を撮ることができました。

被写体モデル／
惠子（卒業）　
撮影日／2024.6.30
撮影場所／蜻蛉池公園
モデル所属事務所（撮影会主催）／ ななサク撮影会 @nanasaku31